目次PIC回路集DCモータ


DCモータ速度制御回路 組立





LEDバーの取り付け
    ケースの蓋にLEDバーを取り付けます。まず、ケースにLEDの表示部が出るように長方形の穴を開けます。ケースはアルミ製なので、糸ノコを使用して少し小さめの穴を開け、ヤスリで削りながら、LEDバーの大きさに調整します。LEDバーを取り付けた上には0.5mm厚の透明なアクリル板を取り付け、LEDバーを保護します。アクリル板とLEDバーの取り付けには少し長めのビスを使用します。








ケースの穴開け


ケースの側面にモータ接続端子、速度調節用の可変抵抗器および電源コネクタを取り付ける穴を開けます。また、底部には制御部およびFETを取り付ける穴を開けます。部品の寸法を測りながら進めます。
可変抵抗器および電源コネクタの位置は制御部の基板に当たらないことを確かめておく必要があります。






モータ配線用端子およびFETの取り付けと配線


モータ配線用の端子をケースに取り付けますが、取り付ける際に背面パネルをはさむことを忘れないようにします。配線箇所が狭いので、FETおよび制御部を底部に取り付ける前に必要な配線を端子に接続しておきます。制御部の配線をする前にFETの配線もしておきます。FETの中央端子(ドレーン)には端子カバーを付けます。端子間の接触を防止するためです






可変抵抗器おとび電源コネクタの取り付けと配線


モータ配線端子と同様に背面パネルをはさんで取り付けます。可変抵抗器は抵抗器本体が回らないようにストッパーが付いていますが、今回は使っていません。ラジオペンチなどで折って取り去ります。可変抵抗器の軸が長いと、ノブとケースの間に隙間が開いてしまいます。気にしなければそのままでも良いのですが、今回は約3mmくらい軸を切り取って短くしました。可変抵抗器のネジ部に接触しないようにノブを取り付けます。
これらの部品の配線箇所も狭いので、制御部を底部に取り付ける前に必要な配線を端子に接続しておきます。





制御部の取り付けと配線


背面部の部品の配線が全てできたあとに制御部を取り付けます。各配線を制御部の端子に半田付けしていきます。
特に順番はありませんが、わりと作業しずらい配線から先に取り付けます。私の場合は線が太い接地線、電源線から始めました。次にFETのゲート線 → 可変抵抗器 → 制御電圧線の順で行いました。
FETは熱が出ることも考えられるので、FETに直接配線が接触しないように注意します。





銘板の取り付け


蓋に銘板を取り付けます。好みですが。
取り付けネジが制御部に接触しないように取り付ける位置を決めます。






LEDバーの配線


蓋に付けたLEDバーとの配線を行います。線の数が多いので、間違えないように注意します。私は8→7→6→5→4→3→2→GLの順に配線をしました。蓋を開けたときのために配線は多少長めにします。と言っても、長すぎるとケースに入らなくなります。蓋を閉めた時に配線がFETと接触しないようにするために余分な配線は制御部の下に入れるようにしています。






ゴム足の取り付け
    最後に底部にゴム足を取り付けて完成です。